FxPro、欧州顧客をCapital.comへ譲渡 英国拠点は維持
FxProがキプロス法人の欧州顧客をCapital.comへ譲渡することで合意。移管には規制当局の承認や顧客ごとの審査が条件となる。英国ライセンスを維持する理由と、海外FX利用者が確認したい口座への影響を整理する。
简体中文
繁體中文
English
Pусский
日本語
ภาษาไทย
Tiếng Việt
Bahasa Indonesia
Español
हिन्दी
Filippiiniläinen
Français
Deutsch
Português
Türkçe
한국어
العربية
اردو
概要:海外FX・CFDを手がけるNAGAが、2026年上期の純利益を110万ユーロに上方修正した。一方、売上高は14%減、新規入金顧客も35%減少。
黒字化は前進だ。ただ、その先の成長には、売上回復という課題が残る。

ドイツ・ハンブルクに本拠を置くNAGA Groupは10月14日、2026年上期の確定業績を発表した。純利益は110万ユーロとなり、8月5日の速報値90万ユーロから20万ユーロ上振れした。前年同期の260万ユーロの赤字から黒字に転じた。
一方、売上高は速報値と同じ2,770万ユーロ。前年同期の3,230万ユーロから14%減少した。
| 主要指標 | 8月の速報値 | 今回の確定値 |
| 売上高 | 2,770万ユーロ | 2,770万ユーロ |
| 純利益 | 90万ユーロ | 110万ユーロ |
| EBITDA | 440万ユーロ | 450万ユーロ |
| EBITDA利益率 | 15.9% | 16.3% |

▶NAGAを利用したことがある方は、WikiFXに評価や体験談をお寄せください。一人ひとりの声が、ほかの投資家にとって重要な判断材料になります。

NAGAによると、第1・第2四半期ともに最終黒字を確保した。
公表済みの第1四半期実績と上期実績の差額で計算すると、第2四半期の純利益は約60万ユーロ。第1四半期の50万ユーロを上回る。一方、売上高は約1,330万ユーロで、第1四半期の1,440万ユーロから減少。EBITDAも約220万ユーロと、同230万ユーロをやや下回る。いずれも丸められた数値による概算だ。
最高経営責任者のOctavian Patrascu氏は、合併後の統合や経営管理の強化が収益改善につながったと説明した。同氏が創業したCAPEX.comは、運営会社Key Way GroupとNAGAの合併を通じ、2024年8月にグループへ加わった。
確定決算で利益が上振れするのは今回が初めてではない。2025年の監査済みEBITDAも、今年2月の速報値330万ユーロから、6月には約12%増の370万ユーロへ修正されている。
上期の新規入金顧客数は前年同期比35%減少した。広告・ブランド関連費用も1,500万ユーロから1,120万ユーロへ26%削減している。
NAGAは、顧客数の拡大より、長く利用する顧客から得られる収益を重視する方針だ。自社チャネル経由の売上構成比は36%から53%へ上昇した。
顧客1人が利用期間を通じてもたらす価値を示すLTVは、32%増の2,757ユーロ。顧客獲得単価は前年の1,099ユーロに対し1,117ユーロだった。
顧客の入金額に対する、その後の出金額の割合は43%から28%へ低下した。この「出金率」は資金移動の指標で、出金申請の承認率や処理速度を示す数値とは異なる。
同じ上期、顧客獲得費用を増やしたPlus500は前年同期比17%増の6万5,723人、XTBは70万3,333人の新規顧客を獲得した。顧客の集計基準には違いがあるが、各社の成長戦略の差が表れている。
NAGAは2026年通期の売上高予想6,800万〜7,500万ユーロ、EBITDA予想1,000万〜1,500万ユーロを据え置いた。
上期実績を差し引くと、下期に必要な売上高は4,030万〜4,730万ユーロ。上期比で約45〜71%の拡大が必要になる。EBITDAも550万〜1,050万ユーロが求められる。
会社は下期の売上成長が大きく加速すると見込む。上期の純入金額は前年同期並みだったが、第2四半期は第1四半期比39%増加。平均取引量も前年同期の2倍超となった。
ただ、外部予想は慎重だ。NuWaysのSimon Keller氏は8月6日、通期売上高予想を6,440万ユーロから6,000万ユーロへ引き下げ、EBITDA予想を900万ユーロに据え置いた。ともに会社予想の下限を下回る一方、投資判断「買い」と目標株価7.30ユーロは維持した。
6月末の現金・現金同等物は1,050万ユーロと、2025年末の790万ユーロから増加した。ただ、短期借入金も760万ユーロから980万ユーロへ増えている。
その後、NAGAは10月9日、PrestoとMDreamを引受先とする800万ドルの転換社債による資金調達を発表した。期間は36カ月、年利8%。転換価格は4.2615ドルで、10月8日のXetra終値を約57%上回る。
条件には将来の業績も組み込まれた。発行後13〜24カ月の対象期間に、連結売上高7,500万ドル以上、営業キャッシュフロー1,350万ドル以上という基準を満たせない場合、保有者は返済か、1株1.50ドルでの転換を選択できる。低い価格で転換された際には、Patrascu氏が自身の保有株から最大76万2,742株を両投資家へ無償譲渡する。
NAGAとCAPEX.comは2023年12月の統合発表時、その後3年間で2億5,000万ドル超の売上を見込んでいた。実際の売上高は2024年が6,320万ユーロ、2025年が6,240万ユーロだった。
今回、利益面では改善が進んだ。次に問われるのは、広告費を抑えながら顧客との取引を広げ、下期の売上を伸ばせるかだ。
▶ 信頼できるFX業者を探すには?
FX業者やCFDブローカーを選ぶ際は、ライセンスの有無・規制の状況・利用者の評判を事前に調べることが欠かせません。WikiFXでは、国内外のFX業者のライセンス情報、規制当局による認可状況、ユーザーの実際の評判を無料で検索・確認できます。口座開設前にぜひWikiFXで対象業者の安全性をチェックしてみてください。
免責事項:
このコンテンツの見解は筆者個人的な見解を示すものに過ぎず、当社の投資アドバイスではありません。当サイトは、記事情報の正確性、完全性、適時性を保証するものではなく、情報の使用または関連コンテンツにより生じた、いかなる損失に対しても責任は負いません。

FxProがキプロス法人の欧州顧客をCapital.comへ譲渡することで合意。移管には規制当局の承認や顧客ごとの審査が条件となる。英国ライセンスを維持する理由と、海外FX利用者が確認したい口座への影響を整理する。

Axiが生成AI「Claude」とMT5の連携を発表。価格確認から注文、決済、損切り設定までチャットで操作でき、無料プランにも対応する。

米国株などを対象とする無期限先物が、2026年内に少なくとも4取引所で始まる可能性がある。SEC幹部が見通しを示した。5取引所の登録届出と商品承認の違い、満期のある先物との比較、投資リスクを整理する。

欧州の越境投資サービス利用が拡大する一方、CFDの顧客シェアは11%から6.7%へ低下した。ESMAの2025年調査では株式・投資信託が成長をけん引。