Axi顧客の6割超がMT5に 新エンジン導入、約定改善は初期段階
Axi顧客の6割超がMT5を利用し、新注文エンジンUltencyの導入も始まった。約定面の改善は初期段階の報告にとどまる。
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概要:Trading 212の2025年売上高は70%増の3億4,580万ポンド、純利益は倍増した。一方、売上の8割は英国法人に集中。海外子会社への4,400万ポンドの資金投入と、ドイツ・アイルランドで進む事業再編を追う。

Trading 212が大幅な増収増益を達成した。2025年のグループ売上高は前年比70%増の3億4,580万ポンド。純利益は前年の4,410万ポンドから9,640万ポンドへ、2倍以上に膨らんだ。
ただし、収益の地理的な広がりには偏りがある。決算資料を分析した報道によると、売上高の約8割を英国法人が生み出す一方、グループは海外子会社に計4,400万ポンドを資本投入した。その半分近くが、赤字だったドイツ法人に向かっている。
英国で稼ぐ事業と、海外で育てる事業。この二つを並べると、好決算の先にあるTrading 212の課題が見えてくる。

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2025年の成長は、口座数や利用状況にも表れている。現金または資産を保有する口座は64%増、月間アクティブユーザー数の平均は86%増となった。顧客資金と顧客資産の合計額も137%増えている。
グループが成長戦略の中心に置くのは、株式取引と現金の運用・管理サービスだ。株式売買の手数料無料、端株取引、未投資資金への利息などを組み合わせ、CFDも含む一つのアプリで資産を管理できる仕組みを広げている。
事業拡大に伴う支出も増えた。人員、マーケティング、取引関連費用などを含む管理費は53%増の2億3,310万ポンド。それでも、売上高の伸びが費用の増加率を上回った。
海外への資本投入で最も大きかったのは、ドイツ法人への2,110万ポンドだ。次いでアイルランドに1,770万ポンド、オーストラリアに390万ポンド、キプロスに90万ポンド、休眠状態のドバイ法人に40万ポンドを投入した。
ドイツとアイルランドだけで計3,880万ポンド。全体の約9割に当たる。
ドイツ法人は、グループが2023年と2024年の2段階で買収した旧FXFlat Bankである。2025年の売上高は270万ポンドで、損失を計上した。今回の資本投入額は、その年間売上高の約7.8倍に相当する。
もっとも、資本投入額は赤字額そのものではない。売上との差だけで経営悪化を判断することもできない。ここで確認できるのは、現時点の収益規模に比べ、大きな資金をドイツ事業に振り向けている点だ。
アイルランド法人は2025年12月1日に現地中央銀行の免許を取得したが、同年の売上高はゼロだった。その法人に1,770万ポンドが投入されている。
その後、2026年5月にはグループのCFDヘッジ業務と、株式取引のシステマティック・インターナライザー機能が同法人へ移された。グループは、執行効率と市場リスク管理を改善するための再編と説明している。
さらに、2026年9月にはポルトガルの新規顧客の受け入れ先が、キプロス法人からドイツ法人に変更された。海外事業の拡大は、資金投入だけでなく、顧客や業務の配置を変える段階に進んでいる。
2025年決算で確認できたのは、大幅な利益成長と、なお英国に集中する収益構造だ。ドイツへの投資とアイルランドへの業務移管がどう収益につながるかは、次の焦点となる。
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