Axi顧客の6割超がMT5に 新エンジン導入、約定改善は初期段階
Axi顧客の6割超がMT5を利用し、新注文エンジンUltencyの導入も始まった。約定面の改善は初期段階の報告にとどまる。
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概要:Plus500がブラジルのNelogicaと技術提携。BlackArrowと自社の清算・注文執行基盤を接続し、南米の金融機関によるCME市場へのアクセスを支える。

個人投資家に取引サービスを提供するPlus500が、南米では金融機関の取引を裏側から支える事業を広げる。
同社はブラジルの取引技術会社Nelogicaと戦略的な技術提携を結んだ。Nelogicaグループが開発した「BlackArrow」と、Plus500の清算・注文執行・取引後処理の基盤を接続し、ブラジルなど南米の金融機関がCMEグループのデリバティブ市場にアクセスできるようにする。
今回の焦点は、個人向けアプリの新機能ではない。他社の取引サービスを支える基盤を提供し、機関向け事業の拡大につなげる提携だ。

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提携では、両社が異なる役割を担う。Nelogicaは取引プラットフォームの技術を提供し、Plus500は清算や注文執行、リスク管理、取引後の処理を受け持つ。
取引画面から注文を出せても、それだけで取引所への接続や清算まで完結するわけではない。今回の仕組みは、画面側の技術と、その先で注文を処理する基盤を組み合わせるものだ。
対象はブラジルをはじめとする南米の金融機関である。Plus500はこの提携を、米州で機関向けのB2B事業を拡大するうえでの一つの節目と位置づけている。
この動きは、Plus500が進める事業の多角化と重なる。
同社は2026年8月10日の上半期決算発表で、すでにNelogicaとの提携に言及していた。ブラジルの証券会社や金融機関にCME市場へのアクセスを提供する方針を示し、B2B提携は規模が拡大するほど収益源の分散に役立つと説明している。
業績にも、CFDなどの店頭取引以外の事業が育ちつつある。2026年上半期には、先物、予測市場、株式取引などを含む非店頭取引事業の売上高が前年同期比で約30%増加した。グループ全体の売上高に占める割合は、前年同期の約13%から約15%に上昇している。
ただし、この伸びをNelogicaとの提携の成果と見ることはできない。同社との提携による収益貢献は、今後の事業拡大に伴って積み上がるものとして説明されている。
今回示されたのは、南米の金融機関が利用する取引技術と、Plus500の市場インフラを結びつける構想である。日本の個人投資家向けに、新たなCME商品の提供を告知したものではない。
Plus500は金融機関向けの基盤提供を新たな成長経路として広げているが、南米でどれだけの利用と収益につながるかは、今後の導入実績で見えてくる。
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