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eToro、ChatGPTなど4つのAIと連携 口座分析から取引提案まで
概要:eToroがChatGPTやClaudeなど4つのAIとの口座連携を発表。保有資産や損益をチャットで確認でき、対応環境では取引提案も可能に。

AIに相場を聞くだけでなく、自分の口座を見ながら相談する。
eToroが、普段使っているAIアシスタントと投資口座をつなぐ機能を打ち出した。利便性が高まる一方、確認したいのは、AIに渡す情報と操作権限の範囲だ。
eToroは10月8日、Claude、ChatGPT、Grok、Grok Bot向けの「コネクター」を発表した。
接続後は、実際の保有資産やポジション、残高、運用成績についてAIに質問できる。対応する環境では取引につながる操作も扱うが、実行に先立ち、利用者が内容を確認して承認する仕組みとしている。

▶eToroを利用したことがある方は、WikiFXに評価や体験談をお寄せください。一人ひとりの声が、ほかの投資家にとって重要な判断材料になります。
APIキー不要、いつものAIで口座を確認
コネクターには、AIと外部サービスを接続する「Model Context Protocol(MCP)」を採用した。eToroによると、APIキーの取得やプログラミング、専門的な技術設定は不要だ。
一部のAIプラットフォームでは、コネクター一覧からeToroを検索し、接続してログインすれば設定できる。一覧への掲載先は今後も増やす予定。その他の環境では、カスタムコネクターとして手動で追加する方法を用意している。
設定は同社のAIエージェント「Tori」が支援し、各アシスタント向けの手順も案内する。新規利用者は、簡単な情報照会から始め、デモ口座で操作の流れを試せる。
閲覧のみか、操作まで認めるかを選択
利用者が選べる権限は、調査・分析向けの「閲覧のみ」と、提供可能な環境での「閲覧・操作」の2種類だ。AIが分析を担い、eToroが市場へのアクセスを提供する構成で、判断と承認は投資家に残す。
入金と出金は引き続きeToro側で行い、AIチャット内では扱わない。 接続は利用者がいつでも一時停止・解除できる。
機能や提供範囲は、AIアシスタントと規制上の管轄によって異なる。発表時点で、米国、オーストラリア、シンガポールの顧客には提供していない。利用を検討する際は、自分の口座で使える機能を確認する必要がある。
56%がAIによる投資支援を利用、または検討
背景には、投資判断にAIを取り入れようとする個人投資家の関心がある。
eToroの調査「Retail Investor Beat」では、投資先の選択や投資内容の変更を支援するAIツールについて、すでに利用している、または利用に前向きと答えた人が56%に上った。調査は2026年8月13~28日、13カ国の個人投資家1万1,000人を対象に実施され、eToroの利用者以外も含む。
共同創業者兼CEOのヨニ・アシア氏は、ソーシャル投資が人をつなぎ、モバイルが市場を身近にした流れに続き、AIが投資家自身の判断を支える段階に入るとの見方を示した。
API提携担当ディレクターのガイ・バルカット氏も、日常の計画や調査、情報整理に使うAIへ投資口座の情報を持ち込むことで、権限の境界、透明性、承認を重視した取引体験につなげる方針を説明している。
AIの提案と、口座上の取引内容を照合する
口座情報を踏まえた回答は便利だが、承認画面では提案の理由だけでなく、対象銘柄や数量、費用まで確認したい。
eToroは、外部AIの出力について正確性を保証せず、同社による投資助言や推奨には当たらないと説明している。AIの動作が速く、リアルタイムで停止しにくい場合や、指示・表示と実際の取引に差が生じる場合にも言及し、口座上のポジションと手数料の確認を求めている。
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