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ECB、最後の利上げになるか-9月に向け最大限の柔軟性確保へ
概要:欧州中央銀行(ECB)は27日に開く政策委員会の会合で、0.25ポイントの追加利上げを決定する見込みだ。昨年7月以降1年にわたり継続してきた引き締めキャンペーンで、これが最後になる可能性があるか投資家は考えを巡らせている。
現行3.5%の中銀預金金利が3.75%に引き上げられる見通し
9月の政策委会合の結果を知る手掛かりは十分に得られそうにない
欧州中央銀行(ECB)は27日に開く政策委員会の会合で、0.25ポイントの追加利上げを決定する見込みだ。昨年7月以降1年にわたり継続してきた引き締めキャンペーンで、これが最後になる可能性があるか投資家は考えを巡らせている。
現行3.5%の中銀預金金利が3.75%に引き上げられるとの見通しが、ラガルド総裁と政策委メンバーによって広く発信されており、9月14日の次回会合で利上げを継続するか、それともやめるかが最大の関心事だ。
9月の会合の結果を知る手掛かりは十分に得られそうにない。その間に大量の経済指標の公表が予定されており、より深刻な基調インフレ圧力とユーロ圏の景気減速が最近の数字で同時に示されている。
25、26日の米連邦公開市場委員会(FOMC)で0.25ポイント利上げが決まった後のECBの政策決定発表は、コミュニケーションが重要な課題になりそうだ。いずれかの方向を決定的に示唆し過ぎるシグナルを送らないことで、最大限の柔軟性を保ちたいと政策担当者らは考えるだろう。
Views on ECB Rate Path Next Year Diverge Sharply
Source: Bloomberg survey of economists conducted July 14-19
ブルームバーグが今月実施したエコノミスト調査の結果によれば、辛うじて過半数が中銀預金金利のピークを4%と引き続き予想しているが、政策担当者らが望むほど長期間、その水準を維持できると確信していない。
6月の声明で「十分に景気抑制的」な水準に金利が引き上げられると示唆した言葉遣いは、追加の対応がこれからまだあるというシグナルとならないよう調整が恐らく必要になるだろう。
ブルームバーグ・エコノミクス(BE)のユーロ圏シニアエコノミスト、デービッド・パウエル氏は「ラガルド総裁は25ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)の追加利上げを発表し、9月の決定はデータ次第になると伝え、金利が近い将来引き下げられることはないと強調する可能性が高い」と指摘した。
ECBはフランクフルト時間27日午後2時15分(日本時間同9時15分)に政策決定を発表し、その30分後にラガルド総裁が記者会見に臨む。
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