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概要:インデックスファンドの影響力増大を巡る議論にイーロン・マスク、キャシー・ウッド両氏がツイッターで参戦。ウォール街で長く続いている論争にそれぞれの立場から批判を展開した。
インデックスファンドの影響力増大を巡る議論にイーロン・マスク、キャシー・ウッド両氏がツイッターで参戦。ウォール街で長く続いている論争にそれぞれの立場から批判を展開した。
発端はベンチャー投資家マーク・アンドリーセン氏のツイート。ブラックロックのような企業が巨大なパッシブ投資ビークルを通じて議決権を持っていることについて、多数の企業に及ぼす影響力が大きすぎるとツイッターで論じた。
マスク氏はこの投稿へのリプライ(返信ツイート)で、パッシブ運用は「度を過ぎている」と批判。アーク・インベストメント・マネジメント創業者のウッド氏も議論に加わり、S&P500種株価指数に連動した投資では、テスラが同指数に組み入れられる前の大幅上昇のチャンスを逃していただろうと述べた。
「この20年間にパッシブファンドへのシフトが加速したが、後に歴史はこれをとてつもない資本の誤算と断じるだろう」とウッド氏はツイートした。
アクティブ投資家として知名度の高いウッド氏は、今年は散々な成績に甘んじている。旗艦ファンド、アーク・イノベーションETFの運用成績はマイナス45%に近づいている。一方のテスラは多くの主要株価指数に採用されているため、インデックスファンドのパイオニアとされるバンガード・グループが2位株主、ブラックロックが3位株主となっており、最大株主のマスク氏に迫っている。
パッシブ投資がアクティブ投資から市場シェアを奪う中、企業ファンダメンタルズを問わず自動操縦のように資金を株式に投じるインデックス運用のリスクを巡る議論は何年も続いてきた。コストの低さに加え、市場全体を上回る成績を上げる銘柄を見極める運用者の能力に疑いの目が向けられていることも、パッシブ投資へのシフトを促した。
しかし、この議論は複雑さを増してきた。アクティブ運用者は流動性が高く取引が容易なパッシブファンドを、自分らの戦略に取り込み始めた。コストを下げ、投資家を呼び込みやすくするため、元々はインデックス投資ビークルである上場投資信託(ETF)のローンチにも乗り出した。インデックス投資と銘柄選択の境界線をあいまいにした戦略を編み出すようにもなっている。
その一方で、各インデックスのルール策定からそれぞれのファンド運用手法に至るまで、パッシブ戦略のほとんどには昔から人の手が加わっている。
コーネル大学とシドニー工科大学が昨年まとめた調査によれば、米株式市場の投資におけるアクティブ度合いは過去20年間、ほとんど変化していない。
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