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概要:[北京 15日 ロイター] - 複数の関係筋によると、中国の金利規制当局は、中小銀行に対し、預金金利の上限を10ベーシスポイント(bp)引き下げることを推奨している。資金調達コストを削減し景気下支えを
[北京 15日 ロイター] - 複数の関係筋によると、中国の金利規制当局は、中小銀行に対し、預金金利の上限を10ベーシスポイント(bp)引き下げることを推奨している。資金調達コストを削減し景気下支えを目指す。
上限は、現在の基準金利プラス75bpから基準金利プラス65bpとなる。
中国人民銀行(中央銀行)が監督する金利の自己調整メカニズムに基づく指導で、財新が最初に報じた。
関係筋の一人は、引き下げの実施時期を規制当局は明確にしていないが、貸出金利の指標となる最優遇貸出金利(ローンプライムレート)の引き下げを促す狙いがあると説明した。
預金金利の上限が引き下げられれば、銀行の利益率が改善し貸出金利の引き下げにつながる。
上限の引き下げは義務ではないが、引き下げに応じた銀行は、中国人民銀行(中央銀行)が四半期ごとに実施しているマクロプルーデンス評価でボーナス点をもらえるという。
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