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概要:[5日 ロイター] - 米連邦準備理事会(FRB)のブレイナード理事は5日、系統的な利上げとバランスシートの急速な縮小により、FRBの金融政策は年後半に「より中立的な位置」に達し、その後必要に応じてさ
[5日 ロイター] - 米連邦準備理事会(FRB)のブレイナード理事は5日、系統的な利上げとバランスシートの急速な縮小により、FRBの金融政策は年後半に「より中立的な位置」に達し、その後必要に応じてさらなる引き締めを行うとの見通しを示した。
ミネアポリス連銀での会議で「インフレが高すぎること、そしてインフレを抑えることが最も重要であることは、われわれ全員が絶対的に同意できることだ」と指摘。FRBは「系統的に」利上げを行い、早ければ来月にも約9兆ドルのバランスシートの縮小に着手し、前回の縮小時よりも「かなり」早いペースで縮小を進めると述べた。
また、バランスシートの縮小は一連の利上げと合わせ「市場に織り込まれ、またFRBの経済見通しに反映された利上げ予想以上に金融政策の引き締めに貢献するだろう」と語った。
さらに、景気回復が過去のサイクルよりもかなり力強く、ペースも速いことを踏まえると、「バランスシート縮小は前回よりかなり急速になると想定する。2017─19年に比べて縮小規模の上限がかなり大きくなり、縮小期間も短くなるだろう」と述べた。
17年以降の縮小局面では、4兆5000億ドル規模だったバランスシートを月100億ドルを上限に縮小を始め、その後1年で月500億ドルまで拡大した。アナリストによると、今回はその2倍のペースになると予想される。
CFRAリサーチのサム・ストボール氏は、投資家がバランスシート縮小について「スピードと積極性」を懸念しているとの見方を示した。
一方、地政学的な事象が成長にリスクをもたらす可能性があるものの、米経済はかなり勢いがあり、労働市場も堅調だとした。
ブレイナード理事は「今後、全ての会合で見通しとリスクバランスについて得られるデータを考慮し、政策金利の適切な引き締めペースを調整する機会がある」と指摘。インフレやインフレ期待を示す数値によって正当化されれば、「より強い行動を取る用意がある」としたほか、イールドカーブ(利回り曲線)に経済の下方リスクの兆候がないか注視するとした。
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