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概要:[1日 ロイター] - 米グーグルの持ち株会社アルファベットが1日に発表した2021年第4・四半期決算は、売上高が市場予想を上回り、過去最高となった。消費者による検索利用や広告主のマーケティング予算拡
[1日 ロイター] - 米グーグルの持ち株会社アルファベットが1日に発表した2021年第4・四半期決算は、売上高が市場予想を上回り、過去最高となった。消費者による検索利用や広告主のマーケティング予算拡大を受け、インターネット広告事業が好調だった。株価は時間外取引で8%超上昇した。
アルファベットの売上高は32%増の753億ドルと、リフィニティブがまとめた予想平均の720億ドルを上回り、3四半期連続で過去最高を更新した。グーグルの売上高は749億ドルと、予想の716億5200万ドルを上回った。
アルファベットの利益は206億ドル(1株当たり30.69ドル)。4四半期連続で過去最高を更新し、1株利益は予想の27.56ドルを上回った。
グーグルのフィリップ・シンドラー最高業務責任者(CBO)は決算会見で、消費者が同社の検索サービスで衣料品などを検索したほか、小売り、金融、娯楽、旅行業界の広告主がマーケティング予算を増やしたと述べた。
アナリストらは、グーグルの成長が近い将来に止まる兆しはないとみている。
ハーグリーブス・ランズダウンの株式アナリスト、ソフィー・ルンドイエーツ氏は「新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)で世界のデジタル広告への依存が加速した」と指摘し、動画配信やスマートフォン中心の時代にテレビ広告や看板広告は全く時代遅れに感じると述べた。
第4・四半期の広告収入は32.5%増の612億ドル。予想平均は571億ドルだった。
クラウドサービス「グーグルクラウド」の売上高は45%増の55億ドル。市場予想の54億ドルを上回った。
アルファベットのスンダー・ピチャイ最高経営責任者(CEO)は、グーグルクラウドがブロックチェーン技術の活用を望む顧客へのサポート方法を検討していると明らかにした。
グーグルのスマホ「ピクセル」の売上高も、供給制約にもかかわらず四半期記録を更新した。
アルファベットの21年通期利益は89%増の760億ドル。売上高は41%増加し、過去最高の2580億ドルとなった。20年はパンデミック初期に広告主が支出を減らす動きが広がり、売上高の伸びが13%にとどまっていた。
21年の総経費は27%増の1789億ドル。採用活動をコロナ禍前のペースに戻したことや、データセンターの拡張などでコストが膨らんだ。
現金保有は約30億ドル増えて1396億ドルとなった。
アルファベットは1対20の株式分割も併せて発表した。今年7月1日時点で株主が保有する1株に対し19株を追加で付与する。株式分割案は株主の承認が必要。
ルース・ポラット最高財務責任者(CFO)はCNBCに対し、より多くの投資家が同社株にアクセスできるようにするのが狙いだと述べた。
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